
感動の二日間を終えて、今日は都江堰見学の日です。しかし、バスはまたもや、お土産物やさんに寄る模様。今度は何かと思っていたら、どうやらお茶工場のようです。四川省はお茶所と聞いていましたが、こんなところでお茶が生産されているようです。お茶工場ではチャン族の民族衣装を着た若い女性が説明をしながらお茶を入れて飲ませてくれます。なかなかおいしいお茶でしたが、私たちはこちらも結局買わずに出発。他の中国人の方々も、最初のお肉屋さんに比べると購買意欲は減少気味らしく、このお茶屋さんはさらっと見て終わりという感じでした。

その後、旅の疲れからウトウトしながらバスに揺られ、15時半ごろ都江堰へ到着しました。成都から車で一時間の距離なので、辺りはすっかり漢民族文化の世界。帰ってきた、という感じがします。入り口に到着すると、ガイドさんから入場証をもらって簡単な説明を聞き(私はチンプンカンプン)、いざ入場。
都江堰は、世界最古のダムと言われる古代の偉大な水利施設。岷江が山地から成都の平原に流れ込む位置に建設されています。都江堰ができる以前は、激流のためよく災害が起こったそうですが、2200年前の戦国時代に、秦国の蜀の太守、李氷とその息子が、先人の知恵を生かし、水利事業を行い、この土地を守り、成都平原を「天府の国」と呼ばれるほど肥沃で物産豊富な地にし、今でも67へクタールの土地を潤しているのだそうです。もちろんここでは、世界遺産にも登録されている水利施設が一番の見所ですが、水利施設を囲む一帯には名所旧跡も多いそうです。水利・かんがい施設に疎い私は、都江堰地域の中国風の建物や公園の様子を楽しんできました。

九寨溝・黄龍と異なり、都江堰は、ガイドさんが案内してくれましたので、ガイドさんについて回ります。中国語が分からないので、残念でしたが、みんなが写真を熱心に撮っているところでは私たちも記念撮影。
順路に沿って歩いていくと、あちらこちらにこのように、都江堰事業の説明を記した石碑があります。

都江堰で忘れてはならない観光名所のつり橋、安欄索橋。宋代に掛けられて、その後何度も修復されて現在まで残っているのだそうです。夫婦が手をつないで渡るとまた来世でも夫婦になれると言われているそうです。帰国してから知りましたが、あまりに揺れるので、夫と手をつないで渡った(ところもある)はず・・・。良かった。

橋を渡ると、また入り口に向かって引き返しますが、かなりの距離なので、よく遊園地にあるようなこんなミニオープンバスに乗ることができます(有料)。みんなこのバスに乗って、移動です。

都江堰も成都と同じく、なんだか曇った空模様。どこを見てもうす曇です。宝瓶口をバックに撮影してみましたがなんだかどんよりした感じになってしまいました。

入り口に集合して、バスに乗ると、楽しかったツアーもおしまい。後は、成都へ戻るだけです。ホテルに到着後、私たちはフロントの方に薦められて錦江劇場に、川劇がメインの「四川伝統芸能ショー」のようなものを見に行きました。これも、フロントへバスが送迎してくれるというので、せっかく時間があるし・・・、と思って軽い気持ちで見に行ったのですがとても素晴らしいものでした。絶対お勧めです。
ショーでは、様々な伝統芸能の見所を凝縮して見せてくれるので、1時間半で7種類ほどの芸能を見ることができます。基本的に観光客用に、いいトコ取りで作られた演目なので、全くの素人が行っても楽しめる構成になっています。写真撮影OKでしたので、私たちが見たショーの一部をご紹介。











夕食は、交通飯店の川向に位置する銀杏飯店の夜飲茶。夜茶(夜の飲茶)は味が良く、値段も手ごろなので、お勧めです。 楽しかった九寨溝・黄龍ツアーは終わってしまいましたが、本当に心に残る旅でした。翌々日からは四姑娘山へ向かうことにしていたので、次なる絶景に期待しつつ、夜更けまで飲茶を楽しむのでした。-end-